ダーニングのススメ!
ダーニングとは!
ヨーロッパで伝統的に行われている衣類の穴あきや擦り切れた箇所を修繕する針仕事。
たむら靴下店の靴下はローゲージのものが多いので、多分ダーニングするにはとてもやりやすいと思います!
ぜひ夏のうちに、冬用の靴下の修繕をしてください。
たくさんのお客様に、擦り減るまで履き込んでいただいてます。
それだけ、気軽に履きやすく、使い切ってもらうのは嬉しいのですが
衣類の中で最も摩擦が大きい靴下…
二重編みということもあり、どうしても外側のウール地が先に傷んできてしまいます。
内側のシルクはまだ充分使えるので、
簡単にできるダーニングで、ぜひ長く使ってもらえると嬉しいと思っています…
ダーニングは、
完璧にやろうとする必要もなく
糸も何でも大丈夫ですし
適当にやってもなんとかなります!
刺繍とは全く違って、身近な道具で気負わずできます。
糸と、毛糸針、糸切りハサミと、台座(ダーニングマッシュルーム、おたま、ボウルなどでも)、ヘアゴムがあれば準備完了!
こちらがダーニングマッシュルームです。
可愛い。
分解できます。
傷んでいるところにダーニングマッシュルームを内側から当てて、しっかりヘアゴムで固定します。
撮影用に新品の靴下を
使っていますが、広範囲の擦り減りには
ハニカムと呼ばれる方法が良いです。
ダーニング ハニカム 動画
と検索するとわかりやすい動画がたくさん出てきます!
簡単に説明しますと…
まず傷んだ場所の周りを適当に波縫いしてー
一周したらブランケットステッチの要領で
糸を引っ掛けながら進めます。
それを繰り返すだけ!
内側のシルクを一緒にすくってもよし。
靴下はしっかり張って、糸は引っ張りすぎないのが良いです。
波縫いのところを通しても、無視しても大丈夫です。
糸の処理などは次のブログで!!
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